トンネル防災設備の維持管理・補修
トンネル火災時にトンネル防災設備の機能が常に良好に発揮できることが要求される為、通報設備・警報装置・消火設備・避難誘導設備などのトンネル等級に応じた防災設備のメンテナンスや、水噴霧放水試験などの防災訓練を実施しています。
消火設備は、トンネル火災の抑制、延焼防止、本体及び設備の保護、並びにトンネル火災の初期消火及び拡大を防ぐためのものです。
通報設備は、トンネル内における火災その他の事故発生時に当事者または発見者が交通管制室等人が常駐する場所へ通報し、非常警報設備の制御、消火救急作業等に役立たせることを目的とするものです。
トンネル防災設備はトンネル内の車両事故や火災時の非常時に使用される緊急用のものです。
押ボタン通報装置
押ボタンの操作で、道路管理者等へ知らせる設備です。
・消火器
小規模火災の初期消火を目的に設置しています。
・消火栓
初期消火を目的とした通常火災に対する放水設備です。
・水噴霧自動弁
火災検知器からの火災信号を受けてトンネル内に水噴霧を放水する設備です。
火災検知器
火災を自動的に検知し、火災発生の位置を道路管理者等に知らせる設備です。
給水栓
消防隊による本格消火作業時の給水設備です。
水噴霧設備
水噴霧ヘッドから粒子状の水を放出することにより、火災延焼を抑制し、消火活動を支援する設備です。